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開店後の収支モデル事例

無事に開店をしてからはとにかく無我夢中で仕事をする毎日が続きました。「頑張ってね!」とねぎらいの声をかけてくださるお客様に励まされたり、慣れない発注作業や接客も試行錯誤しながらも充実していました。

「開店3ヵ月」の壁を乗り越えるには?

今振り返ると、1番大変だったのは開店から3ヵ月でした。後で聞いた話なのですが、コンビニ経営者は「開店から3ヵ月ほど大変な時期はない」と皆さん口を揃えて答えるそうです。

それもそのはず。初めての経営でプレッシャーもありましたし売り上げを伸ばすことに必死な毎日。自分でも気付かないうちにストレスになっていたのでしょう。幸い私の場合は妻のサポートもあり、極力計画を立てて進めることができました。

安定した経営をするためには、いかに明確な目標を立て、開店3ヵ月の壁を乗り越えるかが大切です。また、売上を伸ばす以外にも、地域の法人や町内会とのパイプ作りを売り上げ目標の計画を立てることはもちろん、良いお店にするために改革を重ね続けてきました。

「損益計算書」は経営の羅針盤

業務にも慣れてくると気になるのが「自分の店は果たして軌道に乗っているのか?」ということです。成功の基準としての羅針盤になるのが“損益計算書”です。自分が掲げた目標通りに利益は出たのか?そうでなければ売上が悪かったのか、経費を使いすぎたのかを調べます。

そして、売上目標を達成するためには、どんな商品を仕入れてどのように販売していくかをその都度、見直していくことがとても大切です。競合チェーン店へも足を運び、どのような展開をしているかの調査もしました。

人件費は、経費のなかでも大きな割合を占めるものです。勤務態度の悪いスタッフは思い切って辞めてもらうことも、経営者としては必要な判断だと思います。

ちなみに、人件費は地域によって大きな格差があり、首都圏では地方よりも月間の人件費が30万円高いといわれています。日販は高くても儲けがあるとは言えないのが首都圏モデルなのです。

コンビニ経営ではロイヤリティを原価に含まない

そもそも、損益計算書とはどういったものでしょう?

通常、商売をするうえでの損益計算は…

売上-商品原価(廃棄ロス+品減り含む)=粗利益
粗利益-(人件費+その他経費)=純利益

こちらが基本になりますが、コンビニの場合は廃棄ロスや品減りがあるので一定の割合で計上することは不公平になります。そこでコンビニの場合は…

売上-(商品原価-廃棄ロス-品減り)=粗利益
粗利益-ロイヤリティ=総収入
総収入-(人件費+廃棄ロス+品減り+その他経費)=純利益

このような計上になります。

このような計上をすることで廃棄ロスや品減りについてロイヤリティがかかるのを防げるようになっています。

また、コンビニ経営のランニングコストである「人件費・廃棄ロス・品減り」を調節し、いかに手元に利益を残すかも大切なことです。一般的に、日販が65万円を超えるとオーナーの労働時間を減らすことができると言われています。

本部の指導をきちんと受けつつも、目標を達成するための手段と、達成しなかった場合の分析が、コンビニ経営が成功するかどうかの別れ道になるのではないでしょうか。

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